小説板
そいつの正体が気になりつつも朝が来た。 そのことで頭がいっぱいだったせいか、時計の針を見ると夜の8時を回っていた。 虎丸はあの夢を見て兄を殺した人物をより詳しく調べようと、いつもより早く就寝についた。 しかし、兄の夢を見始めたが なかなか黒い人物が出てこない。 1時間・・・2時間・・・時計のチカチカとなる音にプレッシャーがかかり始めた。 そしてとうとう、兄がよく行っていた「カフェテリア」の、3階のトイレを使っているトコロが頭に浮かんだ。 「懐かしいなぁ・・・」狛丸がか悲しげそうに口に出した。 「・・・・・。」 「ん?」 黒い影が兄の背後に ものすごい速さで素通りした。 虎丸は不思議そうにじっと何者かが通った場所を眺めた。 しばらくすると、この前の夢で見た黄色い目をした男が通ったコトがわかった・・・。 その黄色い目がこちらにフラッシュした瞬間、目を瞑った・・・。「・・・・・」 「グチャッ・・・」 あまりにも奇妙な音が耳を響かせた。 「な、なんの音だ!?・・・」 少しずつ目を開いていくと・・・兄が男に鋭いつめで心臓を突かれていた。 そう・・・兄の死因はあの黒い男に刺し殺されたのだ・・・。 虎丸はあまりにも無様な兄の死に方を夢に見て、胸が張り裂けそうに痛くなった。 目に溜まる「感情の水」を必死で堪えた・・・。
おぉ、続きキター つか絵も上手いな陰とか
続きは未だか?
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