小説板
それは・・・1512年から1520年までの間に起こった、とても奇妙な出来事・・・。 1512年のあの日の夜、虎丸は亡くなった兄の写真をじっと眺めていた。 でも、なぜ亡くなったかは虎丸は知らない。 両親がその死因を未だに告げていない為であった。 ある日、兄の夢を見た。しかし兄はいつも傷だらけで死体となって倒れている夢・・・ その日の夜をさかえに、兄の夢を度々見るようになった。 だがそれもまた、いつも傷だらけで倒れこんでいる兄・・・ あの夢を見始めてから1年。 今度は何者かが兄を殴ったり蹴ったりしている夢を見た。 ふいにその時、虎丸は思った・・・ 『兄を殺ったのはあいつか・・・』と、 神経を集中し奴の顔をハッキリ見ようとした。 ボヤけて顔が見えない・・・。 でもその男は怖そうな黄色の目をしていることがハッキリとわかった。 もっと詳しくみようと、神経を集中させようとした途端、『雷』が落雷した。 その音と同時に目を覚ました。その日の気候はあまり優れていない為であった。 結局、その男の正体がわからないまま朝を迎えた・・・。
続き期待s
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