異常気象(仮)〜savaと総の交換日記〜
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「うわあ、大きいお家ですね!」 思わずそう声を上げてしまったのぞみに、その隣に並んで立っていた敦盛が、ぷっ、と堪えきれず笑い出した。 「・・・これを見て「おうち」と呼んだ人は初めてだな」 敦盛がそう笑うのも無理はない。 二人がこれから訪問しようとしている目の前の邸宅は、いわゆる普通の「お家」という概念からは百万里も掛離れていたからだ。 和風の落ち着いた色合いの漆喰の塀はどこまで続いているのか終わりが見えない。その塀に相応しい立派な門構えの玄関、その後ろに続いているインターフォンを押しても果たして遥か遠くに見えている建物に聴こえているのかどうか思わず疑わしくなる程の広さの庭。豪邸、というのにも躊躇うような、旅館か史跡か博物館かというような建物なのだ。 『よお、時間どおりじゃん』 機械越しに聴こえてきた友人の気安い声に、ようやく、のぞみはほっと息をついた。 「ヒノエくーん!こんにちは。ああ、驚いたよー」 『はは、とんでもねえ家で悪いな。ま、気兼ねせず入って来いよ。それともそっちまで迎えにいこうか?』 「・・・私が一緒だから、その必要はない。君もそのつもりで私を呼んだのだろう?」 『ふふん、察しがいいじゃん。じゃあ俺の姫君のエスコートをよろしく頼むぜ、敦盛』 「姫君って誰!そういうのやめてって言ったでしょ!」 のぞみの叫びにヒノエは軽やかな笑い声を上げると、通話を終了した。 ◇ のぞみくんバースデイなので久しぶりに投稿。 長い文章が書きたくなったので、ぼちぼち書きます。 のぞみ君高校一年生の春のお話です。
タイトル書き間違えたww 久しぶりすぎて、色々間違えすぎてどうしよう。
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