異常気象(仮)〜savaと総の交換日記〜
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変な時間に・・・
「進路希望調査かぁ。2年になったばかりだっていうのに。」 「早いよね。」 「早過ぎることはないだろ。もう文理のクラス分けもされてるんだから。」 クラスメイトたちに、呆れたように譲が言う。 「そういう譲は、進路、決まってるの?」 「やっぱ、青龍学園大学?」 「春日先輩がそうなら、そこだよね〜」 口々にさざめきあう友人達に、譲は苦笑で答えた。 自分の希望する進路は、昔から一つだった。 そのためだけに努力し続けてきたのだ。 今更、迷いはない。 「望、お前呼び出し食らったって?」 けらけらと笑いながら、臣が言う。 怠惰な生徒会副会長は、暇な時は生徒会室に現れるのだ。 「お前、バイトはどうした。」 「俺の質問に答えてないぜ。」 冷ややかな眼差しで答えるのぞむを、臣が楽しそうに見る。 小さく溜め息をついて、のぞむが答えた。 「進路希望の内容が気に入らなかったらしい。小一時間の説教だ。」 「されたのか?」 「したんだ。」 のぞむの説教発言に目を見開いた臣は、のぞむの返事を聞いてさらに驚いて口を開けた。 「したって…」 「人の進路希望にケチをつけるから、説教してやっただけだ。 教師の勧める進路がいかに利己的かつ、独善的にして無意味か。 俺の希望の正当性及びその先にある可能性と、その実現性を、各種リサーチと統計データによる確立統計的観点から見た方法論を交えてとつとつと語ってやった。」 「お前なぁ。進路指導を行う教師たるものが、生徒の未来(ゆめ)を潰すような真似をするな。の一言ですむだろうが。」 「その一言で大人しく引くような教師なら、俺もそうしたが。進学率を上げるのに躍起になっているヤツ相手に、そんなセリフが通用するか?」 「お前、成績だけはいいからなぁ。」 「だけとは、何だ。俺様の無敵な内申書をしらないのか。」 「知ってるっての。2年間、独占首位を譲らなかった男だろ。」 「今年も譲るつもりはない。」 「たく、進学しないんなら、必要ないだろうが。」 「誰かに敗けるというのが、気に入らない。」 しれっと言い切るのぞむに、臣が呆れる。 それだけではないのは知っているが。 何しろ、こいつは譲が喜ぶからという理由で、中学から首位を保ち続けたのだから。 一度3位くらいに下がったとき、残念でしたねと淋しそうに笑い、次に頑張りましょうねと譲が控えめに慰めたことが会った。 その次から、単独トップが続いているという。 1位になると、譲がすごいと褒めて、笑顔全開でおめでとうと言うのが嬉しくて。それが見たくて努力していた男。 譲も相当にのぞむバカだが、こいつもたいがいな譲バカだと臣は思った。 「…そんなに、譲がいいかねぇ。」 「シスコン兄の発言じゃねぇな。」 「俺は兄だからな。妹の譲が可愛いのは当たり前だろ。」 「じゃぁ聞くが、他のヤツが妹でもかわいいと思うのか?」 「他のヤツは妹じゃないから、わからん。」 「…………………」 思わずにらみ合うような冷ややかな視線を、笑みを浮かべた顔で交わす二人。
「お前達だけだった。『俺』を見ていたのは。」 「のぞむ?」 「お前達がいるときだけは、ノイズが消える。」 のぞむがゆっくりと目を閉じる。 それを見て、臣は複雑な表情をした。 運動、学問、芸術。 それぞれの一流どころを直系親族に持つのぞむは、何ができても『当たり前』だった。 あの人の血を引いているから。 あの人の子供なのに。 出来ても、出来なくても、付きまとうノイズ。 のぞむくん、すごいね。いっぱいがんばったもんね。 彼女の声は、笑顔は、いつもノイズを消し去る。まるで呪文のようだった。 だからずっと一緒にいたいと思った。 その方法がわからなくて回り道したけれど。 ようやく、踏み出せる。 「反対されるかと、思ったんだが、な。」 「ばぁか。俺らにしてみりゃ、『やっと』だぜ。」 臣がくつりと笑うので、のぞむが苦笑した。 「そうだな、やっと…動き始めたな。」 「そうみたいだな。」 お前も、あいつらも。 そんな言葉を飲み込んで、臣は小さく笑った。 「ただいまもどり…おわっ、いたんですか副会長!」 「いちゃ悪いのかよ。」 「だって、副会長がいるのに静かだなんて!」 「俺が騒いでるみたいな言い方するんじゃねぇよ。こいつが原因だろ。」 「最初に怒鳴るのは、お前だろ。」 「のぞむっ!」 怒鳴った臣に、笑い声が湧き上がる。 にやりと笑うのぞむの顔。 先ほどとの落差に、臣が溜め息を零した。 この顔のほうが安心するなんて、いってやらねぇけどな。 ===== とてつもなくお久しぶりでございます。漸く本家?カプを書けそうです。 それなのに、いまいち意味不明ですみません。 本当は夏くらいだと東高グループと時期を合わせられるんですけどね。 書ける時が書き時と言うことで。 旅行あとのバレンタイン、ホワイトデー、のぞむ誕生日あたりで、のぞむと譲にいろいろあったということで(書けよ) のぞむの進路をからめた話を考えていて、なんとか自サイトパラレルとの区別をつけて、イメージつけても書き出せないのはなぜだろうと考えたら、のぞむ視点で考えているからだとわかりました。 譲の心理状態から始めたら、固まり始めました。 私はやはり譲が一番のようですヨ。 おいおい書いていきます。まだ流れ書き出してないですけど(爆) 50の質問の後半にでてくるのですが、のぞむのコンプレックスだった(一応過去形らしい)のがノイズだったりします。 いつぞやのユニット名は、のぞむには複雑だったのではないかと(笑) あ、のぞむの父は学者の予定です。
復活をお待ちしてました! 譲ちゃんとのぞむの進路・・・何でしょうか、気になるー。 色々あった話も書いてくださいね。 楽しみ楽しみ♪
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4月になりましたね〜 異常気象では4月からまたタイムスリップします。 望ズ・将臣ズ3年生、ユズユズ2年生がベースとなります。 タイムマシンによろしく!
TOP絵とバナーと拍手を入れ替えました。 拍手は、のぞみ&譲子50の質問の21〜35です。 やっと拍手入れ替えできましたよ!! 本当なら先月の初めに入れ替えるはずだったのに… 遅くなりました〜 sava様、絵とバナーありがとうございます。 こちらも入れ替えました。まずはのぞのぞで♪
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バレンタインシリーズ・譲子ちゃん&のぞみ君。 うっかりホワイトデーになりそうだったので慌てて絵だけUP。ふがふが。 文章のUPは来週月曜日以降の予定です。 譲子ちゃんの制服姿がなんか新鮮・・・ あんまり描いてなかったな。
さくらなでしこももこうばい うすべにいろの、ぴんくいろ それは甘い、淡い色 譲子が隣の家のチャイムを鳴らそうと手を伸ばした時、まるでそれが見えていたかのようなタイミングで洋風のドアが内側から開けられた。 中からよろめきながら出てきた人物は今にも崩れ落ちそうな細身の長身をドアに寄りかからせる事で辛うじて立っているような有様だったが それでも何度か頭を振って意識を取り戻すと顔を上げ死にそうな笑顔で声をかけた。 「お、おはよう、譲子ちゃん・・・」 その必死の様相に譲子は思わずぶっと噴出しそうになる。 このお隣の幼馴染は昔から朝が弱い。それを直そうと本人も一生懸命努力はしているのだが生来の低血圧の為に成果は芳しくなかった。 そして約束したこの時刻は学校へ通っていた時よりも早めなのだから、彼にとっては苦行以外の何物でもない筈だった。 それでも起きる、と宣言してこうして成し遂げた理由は譲子の手から下げられた甘い菓子。 世の中でこれほど待ち焦がれられる幸運な菓子はそうないのではないだろうか。そしてそれを作ることを許された自分もどれほどの幸運の持ち主なのだろうか。 譲子が内側から湧き出してくる幸福感を噛締めていれば、望がふらふらとよろめきながら目の前に近づいて来た。 何とか起き出す事には成功したものの、やはり望にとってこの時刻は辛いらしく、今度は門扉にくたりとうつ伏せに寄りかかってしまった。 譲子は自分の目線よりも下になった桜色の頭をよしよしと撫でながら言った。 「おはようございます、先輩。頑張りましたね」 「…うん…約束、したから…守んなきゃって、思って」 譲子は望の苦しげなくぐもった声を、笑いをかみ殺して聞きながら彼の頭の上にぽこんと紙袋を置いた。 「はい、ご褒美です」 俯いた顔はそのまま、手だけが伸びてそれを受け取った。 「…ありがたく頂きます」 平伏して押し頂くかのような望の姿に譲子が笑いながら言った。 「先輩、大丈夫ですか?しっかりして下さい」 「うう…頭はちゃんとしなきゃって思うんだけど…体が言う事きかなくて…」 今日はバレンタインデー。譲子は望に毎年チョコを渡していた。けれど今年はいつもの年とは違う。 恋人同士になってはじめてのバレンタインデー。だから望は譲子に約束したのだった。 頑張って起きるから、絶対に、必ず朝一番に渡しに来て、と。 ◇ つづきます
「甘いもの食べれば目が覚めますよ」 「そうかな…」 「そうですよ。甘党の先輩用の特別製ですから、きっと効果覿面です」 「そっか…じゃあ、頂こうかな・・・」 「え、ここでですか…?」 譲子が驚いてそう言いかけた時、俯いていた頭が持ちあげられそのまま距離が近づいた。 触れたのは一瞬、悪戯っぽい緑の瞳と目が合った。 「譲子ちゃんがキスしてくれたら起きる…なんて、ね」 譲子の頬が、さらりと遠ざかってゆく桜色の髪の色の名残のように染められた。 「…!!〜〜〜!!!いつからちゃんと起きてたんですかー!!」 ひょいと頭から紙袋を取って望が笑う。 「うん?今起きた。甘いもの摂ると目が覚めるってホントだね。あ、これも勿論ちゃんと頂くから安心してね」 「先輩って、先輩って…」 「はい?」 「照れ屋なのか積極的なのか全然分からないですっ!」 頬を押さえながら譲子が望を上目使いで睨みつけた。 「あはは、それを言ったら譲子ちゃんだって時々、素直なのか頑固なのか分からないよね。おあいこ?」 「もうっ!私はこれで帰りますけどいいですか、二度寝しちゃ駄目ですよ」 譲子が照れ隠しのようにぷんと膨れて踵を返せば、その背に声が掛けられた。 「譲子ちゃん」 「はい?」 振り返れば、望はほんのりと赤くなって紙袋を持った手を上げていた。 「ええと、…ありがとう」 その顔に譲子は本当に照れ屋なのか積極的なのか分からない、と膨れ面を作るのをやめてにこりと微笑みを返した。 ◇ つづきます
家へ戻った譲子は兄の将臣にも毎年の約束どおりに菓子を渡し、今度は学校の鞄を持って自宅のドアを開けた。 駅へと足を向けようとした時、ふわりとした桜色が視界の隅によぎった。 「あ…」 ぴたりと足を止めた譲子に、柔らかな微笑が向けられる。 「おはよう、譲子ちゃん」 そこには望が制服を着て立っていたのだった。 「せ、先輩?どうして…?」 譲子が驚いて望を見上げた。3年生の望も兄の将臣も、もう自由登校期間に入っている。学校に行く必要はないはずだった。 「甘いもの食べたら目が覚めたから」 肩をひょいとすくめながら望が言った。 「・・・お礼に、譲子ちゃんを学校までエスコートしようかなあ、って。迷惑?」 はにかむようにそう聞いた望に、譲子の顔が上気する。何と言ったらいいのか分からず、譲子はただぶんぶんと頭を振る。 こうして同じ高校に通えるのも、もう少しの間だけ。まさか今日こうして一緒に通学できるなんて思ってもいなかったのだ。 望はその仕草に嬉しそうに又微笑み、譲子の隣に並ぶと一緒に歩き出した。 「まだ寒いねー」 白い息を吐き出しながら望が笑った。 「ええ、本当に。先輩寒いの嫌いですもんね」 並んで歩きながら譲子もそう笑えば、望が首を傾げて譲子を見つめた。 「…そうでもないかな」 「?」 望は譲子の手をすいとさりげなく取る。 「寒いとこうやって堂々と手を繋いで歩けるから、嫌いじゃなくなった、かな」 「…!」 譲子の顔がまた一段と上気した。それを見て望が笑った。 「譲子ちゃん、顔赤い」 「寒いから、です。そう言う先輩だって、赤いですよ…」 「…寒いから、ね」 望の頬も譲子の頬も同じくらい赤くて、思わず2人で笑いあう。 「ふふっ…」 「ふふ・・・」 さくらなでしこももこうばい うすべにいろの、ぴんくいろ それは甘い、淡い色 言葉にすると消えてしまうそうだから、口は開かないで、この甘い淡い時間を噛締めておく。 本当に大事なことは言わずに、つけたしみたいに。 「寒いの、好き」 「私も。…好きですよ」 ピンク色は、大好きの合図。 照れ屋な貴方と素直になれない私の pink signal ・・・I love you ◇ これにてバレンタインシリーズは終了です。最後は歯に軋むほど甘くしてみました。 色シリーズって言ってたのにタイトルが「P.S. I love you」って何だよ、と思われた方もおいでだったでしょうが、ようやくのタネ明かしができました。 恋人同士になっても照れ屋だと思います、この2人。 キスとかの方が簡単にできちゃうんだ、きっと。
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一応、将臣ですー 文はまた後で。ひとまず絵だけ。
目の前を見慣れたお下げ髪が横切っていった。 いつもよりも軽く、蝶が飛んでゆくようにふわふわと舞うように。 彼女の通った後からは蝶の燐粉のように、隠しきれない甘い雰囲気が零れて落ちている。 ぱたん、と控えめなドアの音がして緑の残像が視界から消えた。 胸が痛まない、といえば嘘になる。 固い蛹だった頃からずっと見続けてきたのだ。 そしてそれが羽化するところも、蝶となったところも、ただ見つめ続けてきた。 小さな蛹から生まれたのは、綺麗な綺麗な緑色の蝶。 そして、その蝶は今ふわりと羽を広げて飛んでゆく。 あの蝶はこれから花の元へと行くのだろう。自ら甘い匂いをさせて花の喜ぶ顔を見るために。 「ただいま〜」 背後から近づいてきた、ぱたぱたと嬉しそうな足音に振り向けば、頬を高潮させた嬉しそうな顔が目に飛び込んできた。 その姿に思わず微笑が洩れる。どうやら蝶は花の機嫌をとることに成功したらしい。 「よ、ご苦労さん。起きてたか、アイツ」 「すごい寝ぼけてたけど。頑張って起きてたよ」 隣のクソ憎たらしい花の喜ぶ顔も眼に浮かぶようだった。 「で?・・・ほれ」 面倒くさそうに手を出せばその上に、ぽん、と小さな包みが乗せられる。 「はい、兄さんの分。泥団子」 「マジかよ」 「さあ?食べてからのお楽しみ」 繰り返されるいつものやり取り。 互いについ素直じゃない言い方になるのもいつもの事。 けれど渡された包みはきちんと綺麗にラッピングされていて、 受けとる手もぞんざいにはなり得ない。 「じゃ、私は学校に行くから」 「おう、行って来い」 「・・・自由登校期間だからって、ぐーたらするなよ」 「へいへい。これでも食って大人しくしてるさ」 「どうだか」 「行ってきます」 出かけてゆく後姿を見送って、将臣は譲子から受け取った包みを開けてみる。 そこに入っているのは、泥団子などではなく、丁寧に作られたチョコレート。 この最愛の妹は、いつも必ず甘いものを俺にもくれる。 忘れずに、おざなりにせず、丁寧に。 ぱくりとひとつ口に入れれば、台所で一生懸命作っていた譲子の姿がふわりと目に浮かんだ。 その甘い可愛らしい姿。先程の喜んで帰ってきた笑顔。 譲子は、いつも必ず甘いものを俺にもくれる。 この菓子を苦くなく味わえるその日まで、それはきっと変わらず。 「まだちょっと苦い、か・・・」 そう言って将臣はチョコレートをまたひとつ口に放り込んだ。 ◇ 将臣(将)編。 えーともう1話続くかな。ちょっと幸せにしてあげたくなってきたので。 オリキャラ出しても、OKでしょうか?女の子が少なくて・・・(汗)
傍観者的このごろ。反省だけはしております。 おなじく臣でオリキャラだそうかと思ってました。 被らないと思うけど、見てマース。 それ以前にかけるのか、私… 良い感じになってからぜんぜんかいてないから、そろそろのぞむの呪い電波がきそうだ。
後編・turquoise blue です どうしようかなと悩んだのですが、オリキャラ要素の強い子が出てきますので、 苦手な方は回避してもらおうと思いまして、別UPしました。 オウケィ!な方は下のアドレスをコピペして読んで下さいませ。 長いです。無駄に。はは、長文病。 http://www.geocities.jp/weatherglass_haruka/tur.html >総さま お帰りなさいですー。淋しくひとりで書いてました。劇団ひとりも真っ青。 臣にも幸せを! キャラは被らないとは思いますが、どうでしょうか。 臣だとどんな子が似合うかなあ?
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ひとまず絵だけです〜 拍手レス 2月16日の神子さま: 経正兄上を描いてみましたです。 ご期待に添えるかどうか分かりませんが、お話もちょっとだけ書きますね。
酒はいささか強めに作ってあるようだった。 ふわふわと歪み始めた視界の中で、隣のグラスだけはキンと張り詰めてその輪郭を失わないでいた。 経正は先程の荷物の中からひとつだけ持ってきてしまった包みを手にとった。 ---これは入力の必要はありません。 そう言って背を向けた、彼女も高いヒールの靴を履いていた。 あれは女性の武器であるのかもしれない。 誇り高く、美しい、貴婦人達の。 ・・・お返しはルームシューズにしましょうか。 仕事の間、けして脱ぐことのない武器。 その足を一時でも休ませてあげたい、と思う自分はやはり彼女の言うとおり野暮な男なのだろうか。 ◇ うーん、微妙な話に・・・なんかクサいですねーー(汗) 経正さん、すごい好きなんですけど。難しいですね。 white ladyはカクテルの名前。白い貴婦人にウエディングドレスの白と空白、グラスの柄にハイヒールの踵、など絡めて。 ついでに言えばヒールには悪役の意味もあったりして、秘書殿は口の悪い美人の設定です。 お酒のCMを書くようなつもりで頑張って小洒落てみたつもりなんですがどうですかね。 背伸びしすぎましたか。むりはいけん。ハイヒールなんて5分も履いたら足が悲鳴上げるしな!
5センチ近いピンヒールロングブーツで雪道を歩きました。 雪につき立てながら歩きましたよ!滑らなくて便利(笑)あとから結構きましたけどね☆ 麗慶の背で、7センチヒールだとほぼ弁慶と同じ身長。 男達はさぞ見下ろされていただろう。これも一種の男避けかも(笑) と、どうでもいいツッコミを。 経正さん、頑張れ〜
だったのですね。 savaは一時期7センチヒールで闊歩してたこともありましたが 今は専らスニーカー愛用者です。 いつ異世界に流されるか分かりませんしね!(笑)
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バレンタインチョコ製作中譲子ちゃん。 文章はまた後ほど。
「譲子、湯せんの温度このくらい?」 「あ、ちょっと待って、・・・うん、大丈夫みたい」 「ふふ、すっかり料理上手になっちゃって。いつでもお嫁にいけるわね」 「もう、母さんってば。手伝うなら口を動かしてないで、手を動かしてよ」 「はいはい」 甘い匂いの漂う台所で交わされるのは楽しい会話。 それも一緒に溶けて混ざってゆくようで。 スイートチョコレート、ビターチョコレート。甘くて、ほろ苦い、少しだけ贅沢なお菓子。 菓子業界の策略と知りながらも、すぐにとけてしまうから寒いこの季節に本当にぴったりだと思う。 分量を計り、温度を計り、練り上げて、まるでそれは魔術のよう。 「泥あそびの間違いじゃねえのか?」 ひょい、と台所に顔を出した将臣がそうからかえば、 どこか似ている風貌の2組の緑の瞳が睨み返してきた。 「うるさいな。そう思うなら兄さんの分はホントに泥団子にするぞ」 「そうよ〜台所の主を怒らせると後が怖いのよ〜」 口では何と言おうとも、毎年きちんとラッピングされた菓子が将臣にも渡される。 それを嬉しく思う反面くすぐったくも思うので、ついつい軽口を叩いてしまう。 「へいへい、野郎はとっとと消えますよ。邪魔したな」 将臣がそれでも軽い足取りで去っていくのを見れば、やはり楽しみにしているのだろう。 「まったく。ろくな事言わないんだから」 「ふふ、うちの男供と来たらほんとに素直じゃないから。 あ、そうだ譲子、ちゃんと父さんとお爺さんにもあげてよ?拗ねると後が大変なんだから」 「わかってるよ。父さんと兄さんはこっち、お爺さんはこれで・・・」 「この特別製ケーキは望君ね」 「・・・うん」 ぽっと頬を染めて譲子が頷くのを、にこにこと微笑んで母親が見ていた。 その視線に気づいた譲子が、ふいと眼鏡に手をやった。 娘のその仕草に母親は遠い目をした。 「・・・その癖、照れる時にするのね」 「え?」 「ほら、眼鏡」 くい、と母親が譲子の真似をしてみせる。 「ああ、自分じゃ気がつかないんだけど、どうもそうみたい」 「ふふ、癖って似るのね」 「?え、うちじゃ他に誰も眼鏡なんてかけてないで・・・」 ピーピー 譲子の思考は電子音によって、かき消された。 「あ、オーブンの予熱、終わったみたいね」 「じゃ、これとこれ・・・」 ◇ つづきます
てきぱきとケーキをオーブンに入れてゆく譲子の姿を母親は静かに見ていた。 譲子のエプロン姿やきちんと三角巾で覆われた頭からのぞくお下げの髪は、 本人に言えば怒るだろうがチロルの子供のようでとても可愛らしかった。 あなた、こんな可愛い姿を見ないで逝っちゃったわね。 バレンタインも、貰い損ねて。 「母さん!ボーっとしてないで、今のうちに洗い物!」 「はいはい、もう。どっちが母親だかわからないわね」 「そう思うなら、はい頑張って!」 譲子の本当の父はもう他界していない。 彼女が「父さん」と呼ぶのは、再婚した今の---将臣の父、の事だ。 でも娘のふとした仕草、声、そこには「彼」が宿っている。 同じく妻を亡くして自分と再婚した夫も、将臣のふとした仕草の中に前の妻の面影を見出す事もあるのだろう。 それは彼等がそこにいたという何よりの証。 記憶も、彼等が愛用した品物も、時の流れにさらされてゆっくりと古ぼけてゆく。 けれど何よりの形見がここにある。 「母さんは、父さんと兄さんとお爺さんの分だけじゃないの?この分量だと多くない?」 「・・・これはね、うふふ」 未来の息子に、かな。 そう言って笑った母親に、譲子は一瞬きょとんとした後にぱっと赤面した。 「・・・母、さんっ」 そう言うと譲子は母親を上目遣いで睨みながら、また眼鏡に手をやった。 母親はそれをくすくすと楽しそうに笑いながら見つめた。 彼等がこれからどうなるのかは分からない。 けれど、続いていって欲しいと思う。 そしていつか・・・ 「早く孫の顔が見たいなあ」 「ななな、なんだよそれはっ」 彼の生きていた証が。私が彼を愛していた証が。 続いていけばいい。 ◇ green green のタイトルは例の歌から引用(笑) 譲子ちゃんが幼い頃に亡くなった父のことを覚えていなくても、 身体の中に生き続けているのですよ。 有川家(東)夫婦は一度失くした家族をもう一度作っているので 愛が何層構造にもなっている気がします。 互いが互いを愛してますし、その失くした伴侶も変わらずに愛してます。 反発するものじゃなく、重なっていくものだと。 ・・・最近私、このテーマ(家族の再生)多いですねえ。
しまった、お爺さんがいるのは春日家だった!! ありゃ〜。ログ収納の時にでも訂正しますね。 すみませんーきゃー。
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バレンタインシリーズは色の名前でいこっかなーと。 次は景時さん。総さまに全否定されてしまってますが、そ、そんなあ〜〜 やっぱり鯖的には景時→ヒノトが捨てられないので勝手に何か書いてもいいっすか。 ヘタレで主従ってツボなんすよ・・・ 今日は絵だけ。また後で〜
言い訳を裏側に入れておきました。すみません…
わかりましたー。 ヒノトさんに関しては、そういう反応が来るかなと思っていたので直UPせず、ワンクッション置いてみました。 ちなみにveinは脈の意味。 譲葉の緑の葉の中に流れている赤い葉脈の意味でした。 緑色の中に赤が走っているように、この話は景時さんの心の中に秘めておきますね。 ヒノトさんを傷つける事は景時さんの意にも反しますので。
おわび 今回は私の我侭により景時さんのお話を取りやめていただきました。 楽しみにしていた方は申し訳ありません。 異常気象を私自身が楽しみたいと思った結果ですので、お許しくださいませ。 sava様もお騒がせしました。有難うございました。 ◇ 拍手お返事 2/16の方 すみません。私の都合により、バレンタインはオールキャラになりませんでした。 経正さんは分かりませんが、いろいろ出てくるようですので、どうぞお楽しみを。
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「本日当カフェにおいで下さったお客様にはこちらを差し上げております」 中身はブラックチョコレートとホワイトチョコレート。 「私達からのささやかな御礼ですよ」 「いつも来てくれて本当に嬉しいよ!」 黒龍と白龍からのささやかなお返し。 「こっちはまあいいとして・・・苦すぎねえか」 「やっぱそう思うか?」 「何の話だ?将臣達」 「オーナー、このチョコ苦すぎやしねえか?」 「嫌がらせに近いぞ」 将臣達の言葉に黒龍は、にやり、と微笑んだ。 「やっぱり、あれは・・・」 「朔目当ての客に対する・・・」 「苦さも味わえてこそ、真の大人というものですからね」 にこりと、鮮やかに微笑んで黒龍は朔の元へと歩いていった。 ◇ バレンタイン第一弾はcafe far awey しばらくバレンタインネタでいきますねー
女性にはないのですか?ほしいなぁv まさか、女の子にまでそんなにがにがチョコを? それなら、飲み物は甘いのでv 黒龍も白龍もチョコいっぱい貰うでしょうね。 朔は妬かない? バレンタイン楽しみにしてますv
きっとクッキーをサービスです。 アイスボックスクッキーかな。市松模様とかで白黒。 「オーナー」に貰ったチョコなのできっと白龍が黒龍の分まで全部たべるんですよ(笑) 朔ちゃんは焼かないですね、きっと。うふふって笑ってます。で逆に黒龍が拗ねるってかんじかも。 「・・・あまりにも気にされないのも、気になるものだな」 ちらり、と朔を見ながら黒龍が呟く。その視線にくす、と笑って朔が言った。 「・・・では、はい、どうぞ召し上がれ」 朔が黒龍へと綺麗な包みを手渡した。それは紛れも無く本日のイベントに欠かせない菓子のはずで。 「誰よりも貴方の事を気にしています、これで宜しいかしら?」 「君には敵わないな・・・」 こんな2人。黒龍ベタぼれ・・・
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拍手&コメントありがとうございます。 ひとまずお礼まで。後ほどコメントへの返信UPしますね。
お待たせしました拍手レスです〜 2月13日翠蓮さま: うふふ。弁敦、増殖中です(笑) 弁慶と敦姫の関係は守ってあげるつもりがいつの間にか守られてる、という感じかなと勝手に思ってます。 ここの弁慶は強度のシスコンですから意外に弟体質な気がするんですよねー。(訳・甘えん坊) 2月12日0:45〜の神子さま: 私もヒノトさん好きですー。 そんな訳でヒノトの笑顔を描いてみましたです。うん、笑顔が似合いますね、やっぱり。 巫女ヒノトは何よりも皆の幸せを祈っているのだと思います。 それでこそ神の花嫁なのかな、とか思ってみたり。 2月12日翠蓮さま: 敦姫の過保護兄ズは気が気でないでしょうねえ(笑) 相手が弁慶ですからね。あの兄達に「妹さんを幸せにします」とか頭下げる日は来るのでしょうか・・・ 2月11日22:16の神子さま: チョコは何か書こうかな、と思ってます。 シングルになるかラブカポーになるかはまだ決めてないのですが。 それとも意外なところでいってみようか・・・な。うふふ。 2月8日翠蓮さま: 弁敦イラスト喜んでいただけて嬉しいです。 お陰で弁敦への萌えがsava内でも猛増殖してますよー。 ◇ コメントありがとうございました。 これからもどうぞよろしくお願いします〜! ひとまず次はヴァレンタインですかね。 甘かったり、ほろ苦かったり、人の温度でとけてしまったりする、取り扱いの面倒な、少しだけ高級なあのお菓子に何を込めようかなあ。 チョコってこうやって書くと愛っぽいですねえ。
拍手レス 2/11 22:16の方 豆もチョコも食べ過ぎたら鼻血が出そうですよね(違) シングル達というお言葉に噴出してしまいました。憐れな姿を書くべきか否か(笑) sava様がなにやら書いてくれそうなので、楽しみにしていましょう!(他力本願) 2/12 豆まきのモノの方 ヒノトはあれでも神の『花嫁』です(笑)なんかもう、神様でさえ守っちゃいそうな勢いですが。 彼女は自分より弱い男は見向きもしないでしょうね。女の子でも、基本的に強い人を好みます。精神的な強さ。 人よりいろんなものが見える分、同年代の子より達観している様子です。 そんな告白をしたら、ヒノトが口説きにいっちゃいますよv 2/12&13 翠蓮様 いつもありがとうございます。 現在異常気象の旬(どんなだ)が弁慶敦姫のようで、いろいろ出てまいりました。 パーティーで弁慶は敦姫の様子を気遣っていたでしょうが、敦姫もあのような集まりの中にいる弁慶を気遣っていたと思います。 だから、居眠り弁慶から逃げなかったのでしょう(笑) 間も無くバレンタイン。弁敦への萌えが増殖中のsava様に期待しましょう!(どこまでも他力本願) sava様レス? 弁慶と敦姫は、「守ってあげるつもりがいつの間にか守られてる」がベースですよね! ドンドン書いてください!敦姫がバレンタインをどうするか楽しみですわv過保護兄たちの反応も(笑) ヒノトはまんまそんな感じ。見守ってます。女の子を口説きつつ、恋せよ若人的な見守り方をしているような… 何しろ、神社のご神体というかご神木というか、が守りたくなるようなのだから、かなぁ。 神に傅く巫女ではなく、神と共に戦う巫女って感じ。自分の存在意義をしっかり理解している人間は強いでしょうね。 敦姫のことも弁慶にむっとしつつ見守ってます。 にしても…リズ先生の家でも九郎は居心地が悪かっただろうなぁ…それとも、それにさえ気付かないかしら(笑) 今、のぞむとヒノトと桜を書きたいんですよ。 ネタが散る前に形にして水揚げしたい〜 あと、某所で雲のタイトルを使うので雲の言葉をいろいろ見たのですが、紫色の雲って、吉兆とされるそうですよ〜。 例の一文を見て、思いました。弁慶の吉兆ですかね?
◇ 拍手レス 2/14 0:46の方 ヒノトの相手…景時さんはすみません、私の脳内で全否定されました(酷)ムリです。 ヘタレ従者は虐げられているでしょうが。恋人としては書くことができません。ごめんね、景時さん。 たぶん、現時点では誰も相手にしないかと。基本男嫌いですし。 発展家に見えて、意外と奥手なヒノトを、温かく放置してやってください。
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お誕生日おめでとう、弁慶。 ということでちょいと甘い2人を描いておきまする。 弁敦、マイブーム。 ◇ 敦姫は固まっていた。 理由は隣から伝わってくる体温と重み、そして規則正しい寝息。 こ、これは、どうしたものだろうか・・・ 武蔵グループの総帥の跡取りである弁慶と麗慶の誕生日は、毎年各界の大物達を呼んで盛大に行われる。 今年は弁慶の許婚ということで敦姫も呼ばれて参加したのだが、正直、眩暈がした。 笑顔で着飾った人々。美しい美辞麗句。華やかなパーティ。 しかしその裏側に澱む欲望と妄執は隠し切れず会場を埋め尽くさんばかりに滲み出していた。 その中心で、それでもそこだけは光が差しているかのように笑顔で応対していた2人。 自分にはとても出来る事ではないと、改めてこの姉弟の強さを思い知ったのだった。 そしてパーティが終わった時には人々の念を感じすぎて疲労困憊していた敦姫を弁慶はこの山奥のしんと静まった場所へと誘ってくれたのだ。 そこにいたのは、心の底からこの2人の誕生を寿ぐ心の持ち主だけ。 ここがあるからこそ、彼等はあのような所でも生きてゆけるのだと、敦姫はそう知った。 ささやかな、けれど温かい祝いの席。 そしてその最中に弁慶と自分は座って話をしていた筈なのだが・・・ 弁慶の身体が傾いできた、と思った瞬間いつもならば軽く身体をかわす事など造作も無いことなのに、何故かそのまま動けず、弁慶が寄りかかる事を許してしまっていた。 そしてそのまま、今に至っているのだった。 ◇ つづきます
「・・・おや、不肖の弟は一体何をしているんでしょうね?」 はっと見上げれば、そこにあったのは隣で寝息を立てている人物とよく似た---けれどさらに鮮やかで艶やかな微笑み。 「麗慶殿・・・」 「まさかあの程度のパーティで疲れたというのでしょうか。敦姫、すみません、すぐに叩き起こしますから」 ぼきぼきぼき、と軽やかに麗慶の拳が鳴った。 「いいえ・・・どうか、しばらくこのままで」 「は?」 麗慶が驚いたような表情をしてもう殴るばかりの勢いであった拳をぴたり、と止めた。 「弁慶殿はこのところ大変お疲れの様子でした。3年生の担任を受け持つ身でありながら、あのような武蔵の行事に忙殺されたのではいくら身体があっても足りないでしょう。・・・少し休ませて差し上げたいのですが」 「それは・・・」 麗慶は弟の顔を見つめた。 いつもなら、この距離で拳を固めれば気配を察して目を覚ますのが常だ。 だが、今は驚くべきことにすうすうと寝息を立てて眠り込んでいる。 よほど疲れているのか、それとも--- 凛とした眼差しでこちらを見上げている紫の瞳へと視線を移し、麗慶はふっと表情を和らげた。 ---居心地の良い場所を、見つけたということでしょうか・・・ 「・・・すみません、折角の麗慶殿のお気遣いを・・・。ですが、私ならば大丈夫ですので、しばらくこのままでお願いいたします」 困ったような、それでも強い意志を秘めた瞳で見上げてくる。 そう、きっと、この姫君ならば、大丈夫。 「・・・わかりました」 そう言うと麗慶は敦姫に対してすっと軽く頭を下げた。 「不肖の弟ですが、どうぞよろしくお願いします。・・・敦美さん」 「は、はい・・・」 「では・・・」 麗慶はいまだ眠っている弟の頭を軽く小突くと、微笑んで立ち去っていった。 ほっと、息を吐いて敦姫はその背を見送った。 そして、はっと言われた言葉を思い返した。 弟をよろしく・・・ 聞き様によっては、色々にとれる言葉ではないか。 許婚である自分に対して言ったというのであれば、それはつまり・・・ ぱっと、頬に朱が走った。 こ、これはどうしたものか・・・ 敦姫は肩に弁慶の重みを感じながら固まったまま、動けないで、いた。 ◇ あはは〜楽しい〜。 麗慶さまと敦姫の会話はどうなんでしょうかね。敬語なのかな、と思って書いてみたんですが。 弁慶も休ませて上げないとね。途中から起きてそうだけど。狸姉弟。 弁慶&麗慶はぴばーすでい。
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